軽度の肥満治療で健康保険は使えるの?

肥満治療にも健康保険は適応されるが、軽度では適応されない

まず前提条件として、肥満治療には健康保険適応制度があります。このため全く健康保険が使えないというわけではありませんが、健康保険が適応されるためには一定の条件をクリアしなければいけません。そのための条件として提示されているのが、高度肥満であるかどうかです。高度肥満は軽度の肥満と比較すると医学的に見て病気と判断されますし、医療の力で治療をしなければいけないと判断されます。このため高度な肥満である場合は健康保険を適応して治療することができますが、軽度の肥満の場合は医療的な治療が必要ではないと判断されることも多いです。特に生活指導や食事指導などの場合は病気の治療と判断されるかどうか難しいため、健康保険が適応されないことがほとんどだとされています。

病気による肥満であるかどうかがポイント

原則として肥満外来での健康保険の適応は、高度肥満であることが絶対条件だとされています。このため医療的な治療が必要ではないと判断されやすい軽度の肥満治療は健康保険では対応できないため、自費での治療になるようです。ただ軽度の肥満治療であっても、そこから病気を発症したり高度の肥満に発展した場合は途中から健康保険が適応されます。ほかにも軽度の肥満であっても原因に高血圧や糖尿病、脂質異常症、脂肪肝などの基礎疾患があったり、肥満が原因で健康障害を引き起こしていると判断される場合は健康保険が適応される可能性もないわけではありません。このように肥満治療では、病気による肥満であるかどうか・肥満が原因で健康被害が起きているのかどうかが健康保険適応のポイントとなっているのです。